1962年生まれ、かな入力千代子のお天気日記

あの、自分が還暦を過ぎた事が自覚できないのです。まだ知りたい事、知らない事が沢山ある気がします。

ユニクロ愛について語る

千代子は、気が付くと衣類を、ほぼユニクロで買っています。

カジュアルなものだけでなく、面接用のジャケットやブラウスまで買える様になり、助かっています。

このユニクロ、今世紀になる前ですから、25年くらい前から、買っているのです。

最初の頃は、フリースとデニムばかり売っていたブランドという印象が強かった気がします。

それが、品ぞろえも豊富になりました。

特に、2年前に買ったダウンコートは、綺麗なブルーグレーで、気に入っています。

また、サイズも豊富になりました。千代子は、若い頃はレディスのMを着ていました。

少しずつ太ってきて、今は、レディスのXLを着ています。

それだけではなく、ニットやTシャツは、メンズのMも丁度いいサイズ感で着ています。

このメンズのMは、小太りの千代子と背の高いクネオ君、両方とも着られるサイズです。

中に白いTシャツを着て、カーディガンにブルー系あるいは、グレーを着る。この着方で、クネオ君と千代子は、一枚のユニクロの服を二人で着る事もしています。

ユニクロは、ネットで販売する様になりました。これが便利です。

お店でゆっくり見て回れない時でも、自宅の端末で検索し、注文。後日店に受け取りに、または配達して貰えるのです。

最近は、サイズも安定して、服も買い替える必要もなくなりました。

それでも、ユニクロの広告は、PCのメールに入って来ると、じっくり眺めてしまいます。

日本橋高島屋に行きました

友人と、日本橋高島屋に行きました。

待ち合わせは、11時45分。高島屋地下2階のアルポルトカフェの前です。

少し前に到着した千代子は、地下1階の食料品売り場で塩瀬のお饅頭を買いました。

このお饅頭、三島由紀夫の初期作品「仮面の告白」の中で、戦前の学習院では、行事の度に、生徒に配られるものとして、描かれています。

ミーハー&食いしんぼの千代子は、塩瀬のお饅頭が高島屋が売られている事を知り、買ってみたいと思っていました。

今回、初めて買ったお饅頭、皮にすりおろした大和芋が練り込まれ、しっとりとした食感と、甘さ控えめの小豆餡で、食べやすいものでした。

塩瀬のリンクを貼ります。

www.shiose.co.jp

 

買い物を済ませ、アルポルトの前で待ち合わせ。

友人到着、昼食を。千代子は、この店のミートソースが大好きです。

かつて、外食のミートソースは、トマトソースの中に僅かなひき肉が浮かんでいるものとしか思っていませんでした。

うちで食べるミートソースが一番美味しいと確信していました。

しかし、アルポルトでミートソースを食べた時、「参りました」「うちよりも、もしかしたら美味しいかもしれない」という気持ちになりました。

それ以来、この店ではミートソースばかり注文しています。

alportocaffe.org

 

昼食を終えた後は、本館8階で催されている日本画家、上村松園の展覧会に。

清らかで妖艶な美人画の世界にうっとりとしました。

 

www.takashimaya.co.jp

 

高島屋には、4時間くらい滞在しました。見たいところを見て回り、満足した半日を過ごしました。

 

生き方に迷う時の読書

ゴールデンウイーク、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は、近場の外出をする以外、これと言った過ごし方をしていません。

現在、働いていないため、休日でもオン・オフについて考えていないからと思います。

仕事をしている時には、「休日には、あれをやって、あそこに出かけて」をしっかり考えていました。

しかし今は、「出かけると交通費がかかるし」と、まず考えてしまい、家にぼんやりと過ごしてしまいます。

事情があって仕事を辞めたので、退職に後悔はしていません。

それでも、なにか生活にメリハリがないなと思ってしまいます。

こんな生活をしていると、やはり迷いもあります。このままで良いのかと思う時、PCを開き、Amazon自己啓発本をポチポチと買ってしまうのです。

この自己啓発本、何冊も読んでいると、ふと我に返る時があります。

「向上、一流、これを目指す事の大切さは、理解できた。でも、本を読んだ後、明日の自分の生活をどう変えていくのか」

こんな事を思い、部屋に積み重ねた本の数々を、白々と眺めてしまいます。

一方で、新たな自己啓発本のレビューを読んで、買うか検討している。

今、この文章を打ちながら、結局、どうしたいのかを考えています。

本を買うにとどまらず、人に会い、話す。そして、反論されたり、指摘されたりする事を恐れず、人との対話の中から、自分のありたい姿を見つけられたらと思います。

今日は、ひさしぶりに友人と会い、食事をしたり、喫茶店でおしゃべりをしました。

以前は当たり前に思っていた、人との会話を満喫し、話す相手がいる幸運に感謝しました。

 

再び、小さな村の物語 イタリア

土曜日は、6時からBS日テレで「小さな村の物語イタリア」を見るのを楽しみにしています。

この番組については、以前も紹介しました。

今日は、イタリアの村の鍛冶屋さんとオーガニックで農業を営む営む女性の物語でした。

鍛冶屋さんは、幼馴染みの女性と結婚、妻は現在闘病中です。妻を献身的に支え、弟子を育て、実直に働く人です。

この鍛冶屋さんの言葉に、「お客さんから注文されたものについて、喜ばれるとうれしい」という言葉がありました。

それを聞き、千代子は、はっとしました。

本来、誰かのために働くのですから、当然なのです。それでも、自分の在職中、自分の仕事の先に、喜ぶ人がいる事を想像できない時がありました。

「喜ばれてうれしい」

この言葉の素朴で力強い気持ちから、随分遠ざかってしまったと、自分を振り返り、考え込んでしまいました。

また、オーガニックで農業を営む女性は、食事の時は、家族で手をつなぎ、祈りをささげてから食事を行っていました。

日本で習慣の違いから、祈りを捧げる事を行いません。その代わり、「いただきます」という言葉があります。この言葉を最近、きちんと言わないと思いながら見ていました。

この番組では、イタリアの食事についても、字幕付きで紹介しています。様々なパスタや煮込みの美味しそうな画面には引き込まれます。

それも、家族と食卓を囲むという事を大切にしているからこその美味しい食事なのです。

千代子も、家族との食事は大切にしているつもりです。

それでも、この番組を見ると、自分の指からすり抜けた、心の豊かさを見た気持ちになります。

以前も紹介しました記事も、お読みください。

 

chiyokkochi.com

バッハ 無伴奏チェロ組曲で静寂を味わう

ヨーヨーマの演奏するバッハ 無伴奏チェロ組曲、聴いていて清々しい気持ちになります。掃除をして掃き清めた部屋でお茶の飲んでいる時の気持ちに近いでしょうか。

こちらの動画は、ヨーヨーマがテネシー州にあるグレート・スモーキー山脈国立公園の中で演奏したものです。よく耳を澄ますと、流れる川の水の音が聴こえて来ます。

ヨーヨーマは、四歳で父親の手ほどきでチェロを始めた時から、このバッハ 無伴奏チェロ組曲を弾き続けている、まさに人生の伴侶の様な曲です。

 

千代子は、たぶんゴールデンウイークも、旅行をする事もなく過ごす事になりそうです。

それでも、身近にあるものの中から、綺麗なもの、心を動かされるものを見つけていきたいです。

 

www.youtube.com

 

 

ジャスミンのお香、穏やかに気分転換を

家で静かに過ごしています。ぽっかりと空いた時間に、お香を焚いています。

お香の使い始めは、オーソドックスな白檀のお香をよく焚いていました。

最近は、それ以外に、様々な香りを楽しんでいます。

外国のお香は、長さや直径が大きく、焚くとむせてしまう時もあります。

そこで、日本香堂のかゆらぎのシリーズをよく使います。

かゆらぎ、かおりのバリエーションが本当に豊富です。

よく使うのは、生姜、茉莉花(まつりか)でしょうか。

今日は、茉莉花を焚きました。これは、ジャスミンの和名です。

 

 

さわやかな花の香りがします。

何か、子供の頃のバスクリンの様な、なつかしい、心地よい香りです。なじみのある香りではないでしょうか。

最近は、テレビの番組でも嗜好品でも、刺激の強すぎるのは、手を出さなくなりました。

自分が咀嚼するのに、疲れてしまうからです。

その点、穏やかに気分転換できるお香は、最近のお気に入りです。

日々の生活に疲れを感じている方に、おすすめです。

日本香堂茉莉花のHPを紹介します。

www.nipponkodo.co.jp

 

以前、お香について書いた記事を紹介します。

よろしかったら、お読みください。

 

chiyokkochi.com

 

 

chiyokkochi.com

 

 

 

すずらん、花とクイーンの曲の紹介

散歩している時、すずらんを見つけました。

最近の雨で横に倒されていますが、可愛らしい花をつけています。

最近知った事ですが、この丸い花弁のものだけではなく、細長い花弁のものも、すずらんの一種だそうです。

白のすずらん花言葉は、「幸福」「ふたたび幸せが訪れる」らしいです。

寒い時期を終え、すずらんの花が咲いたのをみつけた時の、喜びを感じる花言葉です。

小さく控え目に咲く姿から、すずらん花言葉に「謙虚」というのも、あるそうです。

花言葉の意味から、大切な人への贈り物に、すずらんの花はいいかもしれないと、思いました。

 

イギリスのロックバンド、クイーンにもタイトルに「鈴蘭」と名付けた曲があります。

1974年発表のアルバム、Sheer Heart Attack に収録された、Lily Of The Valliey です。

英語で、Lily Of The Valliey はすずらんの事です。

邦題は、「谷間のゆり」とされています。

www.youtube.com

以下、歌詞日本語訳

永遠に答えを探求しつづける僕

だが だれ一人識っている者はいない

海の神々よ

識っているなら教えてほしい

だが 鈴蘭は何も語りはしない

    出典:クイーン詩集

   訳者 山本安見

   発行 東芝EMI音楽出版株式会社

 

ギリシャ神話を題材にした、短い曲です。

この曲の儚さも、小さく咲くすずらんに重なる気がします。

 

夏も秋も花は咲いているののに、春の花を見ると何かうれしいです。

すずらん花言葉を考えた人と同じ様に、冬の間、咲く花を待っていたのだと思います。