1962年生まれ、かな入力千代子のお天気日記

あの、自分が還暦を過ぎた事が自覚できないのです。まだ知りたい事、知らない事が沢山ある気がします。

何故、書くのが好きなんだろう

退職したら、ブログをやりたいとずっと思っていました。

やはり、会社員の時には、自由に書けないと思い、退職した後の楽しみにとっておきました。

千代子の場合、その順番で良かったのだと思います。

いつか書きたいという思いを発酵させる時間と、発酵させている間にも、様々な出来事(

ネタ?)が沸き上がりました。

思えば、小学生の頃、読書感想文で褒められる事がよくありました。何だか、うれしかったです。この頃、川端康成ノーベル文学賞を受賞しました。千代子は、「私も欲しい」なんて、思っていたのです。今、思うと何ともすさまじい勘違いです。しかし、ものを知らないというのは、その分、夢を見る事が出来たのだと思うのです。

ワープロのブラインドタッチを覚えた時、「これで考えるのと同じ速さで文章が書けるのだ」と思い、ワクワクしていました。

千代子は、いつも憧れの作家がいました。高校生の時には、森茉莉さん、大学生の時には、坂口安吾、卒業した後は、休日にはよく、よしもとばななさん、森瑤子さん、山田詠美さんの作品を読んでいました。その後、江國香織さん、カズオ イシグロさん、坂木司さん。

作品を読む時、ワクワクしていたのです。

自分でも書いてみようという気持ちにもなりましたが、やはりハードルは高かったです。

憧れた作品は、皆、遠くで光る北極星だったのです。手は、届きません。しかし、千代子の考え方、ものの見方を導く光だったのだと思います。

千代子は、自分で考える文章しか書けません。しかし、文章を書く事で、自分が、過去、どんな事に喜びやトキメキを感じたのか、今の千代子にどんな影響を与えたのか、気持ちが整理できる気がするのです。

そして、ブログというかたちで、自分が感じたワクワクしたものを、読んで下さる方に分かちあえたらと思うのです。