ごはんができたよ 矢野顕子 1980年発表
ぽかんと、時間が空いた午後、この曲を聴いていました。
この曲が発表された当時、私は18歳でラジオでこの曲を聴いていました。
今、あらためて聴くと、ごはんができたよと、おかあさんが呼ぶ日常が、失われたことの、寂しさと郷愁を強く感じます。
こんなに、しんみりと聴く事が出来る曲だったのだと、感慨深いものがあります。
この曲を二十代で作った矢野顕子さんは、その当時、どんな気持ちで日々を送っていたのでしょう。
うしろを向いたら、いつの間にか出来ていた、自分の歩んだ道を、すこし眺めたいと思わせてくれる曲です。