千代子は、今の仕事に採用して頂くまで、相当数の履歴書や職務経歴書を書き続けました。
不採用になる度に、何故この志望動機や自己PRで不採用になったのかを、随分、考えました。
転職に、エージェントに加入する事もなく、履歴書や職務経歴書について、フィードバックをして頂く機会もありませんでした。
まだ、採用になって1か月くらいの自分が、この様な記事を書くのは、口幅ったいかもしれません。
それでも、今、求職中の方のために、少しでもお役に立てれはと思い書いています。
何度も職務経歴書を見直している時、ふと千代子の頭に浮かんだのは、「この自己PRで
応募した人と、一緒に働きたいか」という事です。
この業務の経験をした、あの資格を取得した。
もちろん、書くべき事です。しかし、その業務を行うチャンスを与えた方への感謝の言葉も、書くべきではないか。
あの資格の取得は、何故、必要かと思ったのか。それは、職場で千代子に仕事を与えた方の話を理解するのに、必要と感じたからではなかったか。
職場での成功体験を聞かれた時、その仕事を自分に与えた人、理解不足の点について教えてくれた人、協力してくれた人、その結果の成果について評価してくれた人。それらの方への、敬意、感謝をきちんと言葉として表したか。
そう思い、職務経歴書、履歴書の自己PR欄を大幅に書き直しました。
千代子も勤続三十年を超え、採用担当者も勤続二十年は超えています。仕事の成功が一人の手で成し遂げられるものではない事は、充分理解しているはずです。
転職したい理由の第一位は、人間関係、あるいは勤務時間の長さかもしれません。
しかし、人間関係で辞めたという人を採用の担当者は「うちでも馴染まない人かもしれない」と思うのは、自然な事ではないでしょうか。
やはり、人間関係が理由というのは、転職の際、言うのは止めた方が良いと改めて思います。