
千代子が結婚したのは、4年前です。その頃、出かけたところ、作った食事を写真に撮り、フォトブックを作ったものです。
この写真も、その時のものです。
出かけた先の写真、記念日のケーキ、写真には、当時のキラキラした思い出が溢れています。
今日、当時のフォトブックを眺めて、しんみりした気持ちになりました。
クネオ君は、療養型病棟へ。もう、ひとりの食事で彩りの鮮やかなものは、作る気持ちになれません。
でも、クネオ君は、まだ生きてコミュニケーションをとれまます。
写真に撮る鮮やかな景色を二人で見られなくても、生き生きとした、会話で楽しむ事は、可能です。
ひとりで、出かけても、写真を撮り、クネオ君に見せる事も出来るはずです。
写真という記録に残らなくても、会話で記憶に残る時間を過ごしたいです。