1962年生まれ、かな入力千代子のお天気日記

あの、自分が還暦を過ぎた事が自覚できないのです。まだ知りたい事、知らない事が沢山ある気がします。

勉強する事をあせらずに、取り組んでみよう

今週のお題「勉強していること、勉強したいこと」

 

このお題を見た時にまず感じた事は、「困った、何も勉強していない」です。

今、千代子は経済的な事を考えると、もっと働く時間を増やさないといけないと思っています。

幸い今の仕事は、業務委託で働き、仕事のシフトは、ほぼ希望通りにとれます。仕事の事は真剣に考えていましたが、勉強は特にしていません。

資格取得のために、脳内フル稼働して勉強していたのは、ほんの三年前なのに、今は、このありさまです。

今日は、業務で研修がありました。これからも、仕事の質、量の向上を目指します。

勉強していること、勉強したいことというお題で、何やらはっとしました。気づく機会を与えられた事に感謝します。

 

さびしさと深い愛について

今日、Xで「さびしい」で検索した時に、出てきた片柳神父の言葉です。この言葉が心に残ったので、皆さまにも紹介したいです。

はい。千代子は、さびしいです。

クネオ君は、病気のため医療の依存度が高く、療養型病棟に入院しています。一番の話し相手のクネオ君が入院して以来、千代子はさびしさをやりすごすために、様々な工夫をしてきました。友達からは、高齢になり、愛する人と共に生きる事の、幸せを説かれれば、確かに自分は幸せかもしれないと思う時もあります。

それでも、人と話す事もなく一日を終えようとしている時、なにやらたまらなく、寂しくなるのです。

そんな時にみつけた片柳神父の言葉です。今の千代子のさびしさは、クネオ君への思いが深いためのものであると説かれれば、腑に落ちます。

今、さびしい思いをされている方にも、この言葉を分かち合いたいです。

 

 

 

再読して思う、幸せを感じる力

せきれい

庄野潤三

株式会社 小学館

 

この小説は、買ったままにしていた本を、お正月休みに読んだものです。

作者の庄野潤三が、山の上に住まいを定め、三十年近くを経過し、晩年の生活を題材に、エッセイの形をとった長編小説としたものです。

日常の自然の移り変わりに目をこらし、喜びを見つける作者の姿勢に、読んでいてやすらぎを感じます。
作者の描く日常は、穏やかでドラマティックではない。そこに、本来の幸せはこの様なものではないかと感じ入るのです。そして、読んでいて、強い刺激のない日常生活に退屈を感じる自分の在り方を反省したくなります。


この小説の初出は、1997年(平成9年)1月~12月『文学界』。
千代子は文学界に掲載された時から読んでいました。当時、千代子も小説を書き、この雑誌を購読していたのです。

書いても書いても新人賞を受賞する事もなく、焦燥感に駆られていた時、この小説は、読んでいて大きな慰めになりました。

今も、経済的な事など、悩みは尽きません。それでも、この小説を読み、今、ここに在る幸せに目を向けて、喜びを感じる事を、この小説は、気づかせてくれました。

そして、長い年月を経て再読しても、再読に値する価値を提供できる作品を生み出す人のみが、プロの作家になるという事実を思い知りました。

 

自分を振り返る時間のある、お正月というタイミングでこの本を読めてよかったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

感謝とともに振り返る

今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」

 

今年もあとわずかです。この一年を振り返ってみました。

今年はクネオ君も千代子も入院をしました。生活習慣による病気ではありませんでした。まさに、運というものを感じます。

それでも、今、過ぎた日を思い返すところまでたどりついたのは、多くの人の支えによるものでした。話を聞いて下さる事が、こんなにありがたいのかと感じた一年でした。

来年の抱負と言わずに、今からでも、困難に見舞われている人が周りにいたら、自分の出来る事をしたいと思います。それがどんなに有難いか、身をもって経験する事が出来たのが、今年の収穫です。

何か、人を支える側に立つ仕事をしたいと、最近思う様になりました。日常生活を当たり前に続ける事が出来るのは、多くの方の仕事の成果の上に成り立っている事を忘れない様にしたいです。例えば、リモコンのスイッチをオンにするだけで、エアコンから温風が出るのでも、多くの方のご尽力の上に成り立つ事を忘れがちになります。

 

ネットのお薦めに従ってみた

www.youtube.com

 

最近の気候のせいか、気持ちが沈みます。ネットで、「見てて楽しい映画」で検索したところ、この映画、オーシャンズ11がお薦めされていました。Amazonプライムで、さっそく見てみました。

登場人物が、皆、かっこいい、そして犯罪の映画なのに、誰も傷つけないところが、楽しく見る事ができました。

ジョージ クルーニーは、コーヒーのCMで描かれている様な、洗練された人を演じています。

自宅にいて、映画を楽しめるなんて、本当に良い時代になったものです。

自分の経験だけに頼らずに、ネットのお薦めに素直に従って映画を見ても、面白いものに出合うのですね。

思い返してみれば、日曜日の新聞の書評を読んで、新刊の本の評判知り、本屋に行っていた事と、変わらないのかもしれません。

人と会わずに寂しい時も、ネットで映画鑑賞、読書をして、楽しい時間を過ごしたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

日々の困難をこんな風にやり過ごす

今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」

 

もう12月です。暑いと文句を言っていたのが、おとといみたいな気がするのに。

今週のお題を見て、今年書いたブログをふりかえりました。

この六月に書いたブログが気になりました。クネオ君が、長期間の入院生活し、千代子も、孤独を感じていた時期に書いたものです。

ネットで見た口紅の広告に惹かれ、買い求めた感想を書いたり、シャンプーをどれにするか、検索していた日々のものです。

誰にとっても、完全な人生はないのかもしれません。そんな中、困難の重さにひるまずに生きて行く、知恵みたいなものを、書き連ねています。

今、この文章をご覧の方が、もしも今、やりきれない思いを抱えていたのなら、こんな風にやり過ごす、ひとつの提案になればと思いました。

 

chiyokkochi.com

 

おいしい手土産の話

今週のお題「手土産」

手土産。一番、記憶に残るのは、トップスのチョコレートケーキでしょうか。

子供の頃、弟と千代子が寝た後、遅くに父がこのケーキを買って帰り、夜中に起こされ、食べた記憶があります。寝ぼけて食べた、チョコレートケーキが、ものすごく美味しかった事を覚えています。

父は、九州で生まれ育ち、大学も九州。就職して、上京しました。職場には、慶応卒の先輩がいらして、トップスのチョコレートケーキが好物だったらしいです。昔、トップスのケーキは、赤坂の店に予約をしないと購入できないものだったそうです。父は、それを知り、自分もと思い、予約をして買ってきたのです。

好奇心が強く、物怖じしないところが、わが父らしいです。千代子の実家では、イベントがあると、トップスのチョコレートケーキを頂きました。家族の楽しい時間を思い出す、懐かしいお菓子です。

www.akasaka-tops.co.jp

 

千代子が、手土産によく買うのは、ウエストのドライケーキです。素朴だけれども、バターの香り高いこのお菓子は、差しあげる人を選ばない気がします。

これは、就職してから、「美味しい東京の手土産」の様な本を買い、知ったお菓子です。千代子も父と同じ様に、東京の人の洗練を学んでいたのでした。

www.ginza-west.com

 

もうすぐクリスマス。ドライケーキ、買おうかな。