昨日、久しぶりに会社で働いていた女性の同僚と、電話で話をしました。
人の異動、会社の組織など、40分くらい話していたでしょうか。
千代子は、退職して3年経ちます。退職した後の解放感も味わいました。
それでも、同僚の女性と話せば、あの人の事、この人の事、近況と知りたくなります。
そして、今年の冬には、その女性とバレエを観に行く約束もしました。
会社都合ではなく、自己都合で退職しました。退職を後悔していません。
なのに、懐かしい。22歳から58歳まで、36年間、働いた会社です。
辞めたい時も、何度もありました。それでも58歳まで退職しなかったのは、もちろん経済的な事情ですが、それだけとは言い切れない気がします。
そして、次の仕事をアルバイトや業務委託で探す時も、勤続年数の長さ以外、他社でアピールする点がない事実をつきつけられました。
平凡な人間には、平凡な人間に合った世間との折り合いのつけ方があります。