6月末に、派遣先の契約が終了しました。
それと前後して、クネオ君が体調を崩し、病院やら各種手続きなど、バタバタして、派遣会社にも、新たな仕事の紹介は、止めて貰っています。
しかし、1か月近く仕事をしていないというのは、なかなか苦しいです。
千代子自身が病気で休んでいるのなら、仕方がありません。この、健康なのに、家にいる時間が長いというのも、楽しめるのは、1か月弱くらいです。
クネオ君も、自分のためにすまないと言ってくれます。千代子だって、困った時、クネオ君に支えて貰ったのですから、その事でクネオ君を責めるつもりは、もちろんありません。
なのに、「もしかしたら、私って、世の中から必要とされていないの」なんて思い込んでしまうのです。
本当に、千代子はわがままな人間です。会社を在職中は、退職した後の楽しい生活だけを、想像していたのですから。
クネオ君が、千代子の作った料理を嬉しそうに食べてくれる、その瞬間に、今は喜びを感じています。
結局、自分の行っている事が、誰かの役に立っている。その事を感じた時に、千代子の自尊心は充たされている気がします。
わがままな人間のくせに、一人では生きられないのです。
何だか、深夜に書く文章は、少し弱気です。
夜明けが来ると信じたいです。