夏に長時間、台所に立つのは、何とも大変です。
そこで、今日は作り置きが出来る料理、ラタトュイユを作りました。
材料
- 玉ねぎ 大1個又は中2個
- ナス 4個
- ズッキーニ 1個
- ニンニク 2かけら
- トマトの水煮 1バック
- 砂糖 小さじ2
- オリーブオイル 適量
作り方
①上記材料を揃えたら、ニンニクを幅の広い包丁の背で、まな板の上で潰し、中の芯を取り除く。
②フライパンにオリーブオイルを入れ、潰したニンニクを入れ、弱火でオイルに香りを移す。ニンニクが、茶色に変化したら、フライパンから取り出す。
ここで取り出さないと、ニンニクが、苦くなってしまいます。
フライパンは、この分量で、底の直径が24センチのものを使いました。
ある程度、フライパンの直径があるものを使った方が、作りやすい気がします。
③約7ミリ角に切った玉ねぎを炒める。半分透明な色になったとこで、ズッキーニ、ナスも入れる。
7ミリの数字に根拠はありません。5ミリのつもりが7ミリになってしまっただけです。
④野菜の鍋に水を50CC程入れて、煮立ったら、鍋に蓋をして、弱火に。約10分程、その状態で煮る。
この、油でいためた野菜を少しの水で蒸すやり方は、野菜に短時間で火を通し、旨味も引き出すらしいです。
⑤この工程を終えたものに、トマトの水煮と小さじ2の砂糖を加えます。加えた後、かき混ぜて、蓋をして、20分煮ます。足りないと感じた時は、更に水を加える。
「砂糖?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、かつて千代子は、映画「ゴッドファーザー」の中で、イタリア系アメリカ人の設定の登場人物が、トマトソースの作り方を語るシーンで、「ここに砂糖を加えるんだ」と言っているのを見ました。洋食を作る際、砂糖を調味料に使う事は、少ないと思います。しかし、トマトを煮込む料理は、可の様です。
⑥煮込んだ後の鍋の中です。少し水分が多く感じるかもしれません。しかし、これが時間を置くと、野菜が水分を含みます。そのまま、少し冷まします。完成です。
冷めたラタトュイユは、水気をしっかり切ったそうめんの上に乗せました。随分前に、友人の家を訪れた時、こんな風にして出されたのがおいしかったので、再現してみました。その友人の家を訪れたのも、たしか、夏だったと思います。
大皿に隣り置いたのは、タンドリーチキンの味付けのスパイスをもみ込んで焼いた、鶏のもも肉です。
今日は、休日なのでチキンも手作りにしました。しかし、忙しい時なら、フライドチキンを買ってくる、アジのフライを買ってくるでもよいと思います。
完成品をクネオ君に出したところ、「うーん、自由が丘だ」と、よくわからない事を言っていました。機嫌のいい顔をして食べていたので、褒められたのだと思います。
多分。