1962年生まれ、かな入力千代子のお天気日記

あの、自分が還暦を過ぎた事が自覚できないのです。まだ知りたい事、知らない事が沢山ある気がします。

白いTシャツ

今週のお題「二軍のTシャツ」

 

毎年、春夏になるとユニクロで白いTシャツを見てしまいます。

不思議なもので、値段が高いから衿が伸びないという訳でもないのです。

こればかりは、もう、運としか言いようがありません。

首がくたびれたのは、お風呂上りのパジャマに、くたびれていないのは、外出着にしています。

もう、どうしようもなく首がくたびれて着られないのは、とっておいて、年末の大掃除でガラスやエアコンの屋外機を拭きます。その後、汚れた水を流さない方がいいかもと思い、洗わずにそのまま捨ててしまいます。

その、まだ外出着になる白Tを着て、うっかりラーメン屋さんで、担々麵を頼んだりしてしまうと、「スープがはねる、はねる」という緊張感とともに、麺をすするはめになります。

最近は、女性には、ラーメンを食べる時に、紙のエプロンを用意して下さるお店もあり、さすがだなあと思ってしまいます。

スパゲティのミートソースも、「ソースがはねる、はねる」という緊張感を感じます。

自宅でミートソースを頂く時は、台所にかけているタオルを、ナフキンの様に首からぶら下げています。

白いTシャツは、そんな思いをしても、やはり好きなんです。

二軍でも、一軍でも、最後まで戦ってもらっています。

 

 

夏野菜が美味しいです

今日は、夏野菜のサラダとスパゲッティカルボナーラにするつもりでした。

夏野菜は、1分、しゃきっとした感じに茹でて、熱いうちに調味酢をかけます。

湯むきして、皮と種をとったトマトと、塩漬けのケッパーを塩抜きして軽く刻み、加えます。

サラダは、完成しました。

本当は、この後、カルボナーラを作るつもりでした。

しかし、この時点で力尽きてしまいました。サラダの中に、茹でたマカロニ、炒めたベーコンを加えて一皿の料理にしました。

少し苦味のあるゴーヤが好きで、サラダにはよく入れてしまいます。

調味料は、酢だけ、調理は刻んで茹でるだけの料理でも、夏野菜の綺麗さで、何やらゴージャスに見える気がします。

 

勉強をしないと将来困ると思ったのは、58歳の時でした

只今、絶賛求職中です。

短期間の派遣の契約が終わり、次についての話がなかなか来ません。

ぽーっとしていても、仕方がないので、今は自宅でmos検定のエクセルの試験勉強をしています。

会社を退職した後、結婚やらその他の手続きでしばらく仕事を探していない時期もありました。

やっと派遣社員となりましたが、更新されるのか心配しながら働くというのは、その立場になってみると厳しいものです。

自社のシステムでの支払いや計上が出来ても、その会社を退職すれば、他社で再現できるスキルにはなりません。

これは、困る。もっと汎用性のあるものを身に着けなければと思ったのは、58歳の時なのでした。

まず、簿記三級を勉強して取得しました。その後、簿記の二級のテキストを買って読んでみたら、特に工業簿記は、もう何が書いているのかわからなくて、クラクラしました。

とりあえず、mosのエクセルの資格を取得して、定時で帰る事の出来る仕事をしながら、二級を勉強しようと思いました。

エクセルの関数は、今や一般事務の求人でも、条件として書かれているところが増えています。

派遣先で同期になった若い女性は、CADもmosも、専門学校で教わり、CADの仕事をしていたそうです。やっと内定を貰った会社は、体調を崩し退職したそうです。

時々、何故、派遣会社では、若い人が優先的に採用されるのかと思っていた時もありました。

しかし、今の若い人は、今の社会が求めているスキルを身に着けている。それなのに、社員として採用されない。そう思うと会社員として働く事が出来た私が、その事についてあまり大きな声で抗議できない気持ちになります。

それでも、私も働かなくてはならないのです。股関節を痛めたので、肉体労働は、出来なくなりました。

狭き門で働きたいのであれば、若い人と同じくらい、勉強をしないといけないのだなあと思います。

社員の頃、こんな風に勉強や働き続ける事について、真面目に考えていませんでした。

会社を退職した事は、後悔していません。しかし、守られた組織の中で働けたという事実は、認めなくてはならないと思います。

メルカリで再会

このマグカップは、メルカリで再会して購入したものです。

リチャードジノリのボンジョルノチェリーです。うん?ボンジョルノでチェリー?

本国では、どんな名前で売られていたのでしょう。

若い頃、買って愛用していたのですが、割ってしまいました。その時は、本当にがっかりしたのです。

それをメルカリで見つけて、購入。再会した時は嬉しかったです。

このメルカリ、高齢者に利用者が増えているそうです。

断捨離、あるいはご先祖様から受け継いだものの、価値がよくわからないものが、欲しい人から見れば、とても貴重なものという事もあるのでしょう。

千代子は、メルカリで今は売られていない素敵な食器や、絶版になった本を、じっと見ている時もあります。

自分で売るというのは、まだ行った事がありません。

クネオ君は、「若い人がやっていた事を、高齢者が手を出すと終わりだ」など、自分の年齢を棚に上げて言います。

千代子は、メルカリやフェイスブック等、出かけるのが大変な高齢の人が、楽しむには、いいものが出てきたなあと思います。

ボンジョルノチェリー、再会できてうれしいです。

 

ヒモのはなし

昔、昔のはなしです。

千代子は、学生の頃、演劇のサークルに入っていました。

当時、千代子のサークルの周りでは、紀伊國屋ホールで演じられる、つかこうへい事務所の芝居を、皆、熱狂的に見ていました。

熱海殺人事件は、大山金太郎を加藤健一さんが演じるのと、平田満さんが演じるのと、両方とも夢中に見ていました。

その中で、「ヒモのはなし」は、上演したものは、見ていませんでした。

しかし、大学に文学部があるので、戯曲が大学の図書館に置かれているのを見つけ、図書館で、戯曲を読みました。

主役のストリッパーの話よりも、千代子が感情を移入して読んでいたのは、脇役のみどりというストリッパーの話でした。

みどりは、主役のダンサーとなる事もなく、からだも弱い人でした。そして、長年暮らしていた、まことと、まことの故郷に帰る決断をします。

みどりにとっては、誰も知らない土地で生活する事となります。

みどりは、劇場の支配人に今後の不安とも希望ともつかない気持ちを話します。

この、住み慣れたところから移る時の不安や希望をかたる言葉が、若い千代子の心に刺さったのです。

まことに自分の将来を委ねる、みどりの決意の言葉が、千代子の琴線に触れたのです。

みどりを演じたい。

千代子は、それ程、欲もなく生きてきた人間ですが、その戯曲を読んだ時、強く願いました。

劇団の養成所には、どこも月謝が必要です。サラリーマンの家庭で、私立の大学まで行かせて貰っている千代子は、そこまで親に言えませんでした。

戯曲の最後には、初演の場所、演じた人が書かれていました。

みどりは、角替和枝さんが演じていました。本当に、角替さんが羨ましく感じました。

後に柄本明さんと結婚され、近年、逝去されました。

戯曲を読んで、あんなに心が動かされたのは、あの作品だけだったかもしれません。

エルビス!

今日は、久しぶりに映画館で映画を観ました。

エルビスです。

私は、世代が少しずれていますので、白いジャンプスーツを着て、ホテルで歌う晩年の印象しかありませんでした。

それでも、観ているうちに引き込まれてしまいました。

自分の歌いたい、子供の頃から親しんでいたR&Bを、政治的な理由で圧力がかけられる。表現したいものと、他人から求められるものが異なる事に葛藤を抱く、若い日のエルビス。母親の死さえも、悲しみにくれる姿を多数のカメラに撮られ、「本当は、親思いのエルビス」という戦略にされてしまうシーンは、なんて厳しい仕事だろうと思ってしまいます。

新たな段階に進みたいと思っても、そこでも金銭の問題や人との関わりで、気持ちをすり減らしてしまう。人からの称賛を渇望してしまう。本当に信じられる人が誰か、わからなくなり、孤独に苛まれてしまう。

エスビスの抱える問題は、千代子にも共感できるというのは、傲慢でしょうか。

千代子は、ピンクのキャデラックも白亜の豪邸も、勿論買えません。それでも、働く人の多くがエルビスと同じ事を悩み、生きて働く気がしてならないのです。

エルビスは、健康状態が悪化し、立ち続ける事が困難になるります。それでも、歌い続けるのです。ピアノの椅子に腰かけて。その時でさえその歌声は、艶やかな輝きがあるのです。

エルビスが浴びたスポットライトは、千代子が想像できない位、強い光だったのでしょう。そして、ライトが当たっていない時の暗さも、千代子が想像できないくらい、漆黒の闇だったのかもしれません。

生きるのは、誰にとっても困難と克服を繰り返しているのだと思ってしまいます。

 

サザエさん、意外と大家族

www.youtube.com

もう、眠ればいいのに、また見てしまうYouTube

今日も、何だか面白いのを見つけてしまったので、皆様に紹介したくなりました。

リアルでは、仕事で凹む事もありますが、休日はたっぷり眠り、こんな動画を見て気分転換をしています。

本当は、外出したいのですが、疲れているので、明日、近所のスーパーで食料品を買うだけにします。

おやすみなさい。