只今、絶賛求職中です。
短期間の派遣の契約が終わり、次についての話がなかなか来ません。
ぽーっとしていても、仕方がないので、今は自宅でmos検定のエクセルの試験勉強をしています。
会社を退職した後、結婚やらその他の手続きでしばらく仕事を探していない時期もありました。
やっと派遣社員となりましたが、更新されるのか心配しながら働くというのは、その立場になってみると厳しいものです。
自社のシステムでの支払いや計上が出来ても、その会社を退職すれば、他社で再現できるスキルにはなりません。
これは、困る。もっと汎用性のあるものを身に着けなければと思ったのは、58歳の時なのでした。
まず、簿記三級を勉強して取得しました。その後、簿記の二級のテキストを買って読んでみたら、特に工業簿記は、もう何が書いているのかわからなくて、クラクラしました。
とりあえず、mosのエクセルの資格を取得して、定時で帰る事の出来る仕事をしながら、二級を勉強しようと思いました。
エクセルの関数は、今や一般事務の求人でも、条件として書かれているところが増えています。
派遣先で同期になった若い女性は、CADもmosも、専門学校で教わり、CADの仕事をしていたそうです。やっと内定を貰った会社は、体調を崩し退職したそうです。
時々、何故、派遣会社では、若い人が優先的に採用されるのかと思っていた時もありました。
しかし、今の若い人は、今の社会が求めているスキルを身に着けている。それなのに、社員として採用されない。そう思うと会社員として働く事が出来た私が、その事についてあまり大きな声で抗議できない気持ちになります。
それでも、私も働かなくてはならないのです。股関節を痛めたので、肉体労働は、出来なくなりました。
狭き門で働きたいのであれば、若い人と同じくらい、勉強をしないといけないのだなあと思います。
社員の頃、こんな風に勉強や働き続ける事について、真面目に考えていませんでした。
会社を退職した事は、後悔していません。しかし、守られた組織の中で働けたという事実は、認めなくてはならないと思います。