1962年生まれ、かな入力千代子のお天気日記

あの、自分が還暦を過ぎた事が自覚できないのです。まだ知りたい事、知らない事が沢山ある気がします。

懐かしいメニュー、和スパ

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千代子が、初めて働いた仕事はファミレスのウェイトレスというお話は、以前しました。

その時、昼のまかないによく出たのが、このスパゲティーです。

牛肉とシメジを炒めて、醤油味にしたスパゲティーに、上に海苔を乗せたものです。

牛スパ、あるいは、和スパと呼んでいました。

今日は、エリンギが冷蔵庫に残っていたので、シメジの替わりにして、和スパを夕食にしました。

最後に少しバターを加え、麺がパサパサしない様に、二人分で玉杓子半分くらいのゆで汁も加えました。

そのファミレスのキッチンでアルバイトをしていたのが、クネオ君です。

仕事を終えると、クネオ君は、車で家まで送ってくれたり、天丼の美味しいところを見つけたと言って、連れていってくれたりしました。

当時、千代子は、親切な先輩と思っていました。

しかし、その後、就活、卒論、新入社員とバタバタしているうちに、連絡をとる事も少なくなり、それきりかと思いました。

それが、ひょんなきっかけから、再会、結婚なのです。

本当に、人生って想定外の事が起こるのだなあと思います。

やはり、こんな風につながる事もありますので、人も勤務先も、別れる時に嫌な別れ方にならない様にしたいものだと、時々思います。

今日、和スパを食卓に置いたら、クネオ君も何だかうれしそうでした。

何て言ったらいいんだろう

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本当は、この投稿をするのに、随分悩みました。

最近のウクライナの報道を見ていると、辛いです。

日常生活に支障が出るほど辛いのではありませんが、自分のささやかな幸せを書き続ける事が、うしろめたく感じる事があります。

私の文章を読んで下さる方の事を思うと、ネガティブな事は、出来るたけ書きたくないと思っていました。それでも、この気持ちを話したくなりました。

自分の健康や仕事が、自分だけではなく、家族のためにもある事を考えると、このために私が健康を損ねてはならないと思っています。

テレビは、見すぎない様にして、ささやかですが募金をするつもりです。

春に咲く花を、どこの国に暮らしている人も、楽しむ日が戻りますように。

 

 

生きてるだけで丸儲け

生きてるだけで丸儲け。

これは、明石家さんまさんが、お嬢さんにイマルと名付けた由来とされています。

千代子は、この言葉に、子供に向けられた深い愛情を感じてしまうのです。

これが出来ないとダメ、あれが出来なと認められない。

職場は、他人に認めて貰う、他人から信頼を勝ち取るための、努力を続ける場所です。

しかし、この「生きてるだけで丸儲け」は、それと真逆の価値観です。

あなたは生きているだけで意味がある。あなたの価値は、相対ではない、絶対だ。

いい言葉だなあと、しみじみ思います。

今、クネオ君は、好きな曲つけっぱなしにして、くたーっとした顔をして、ソファーでうたた寝をしています。

その無防備な姿を眺めていると、千代子は結婚して自分の家族を持つまで、他人のこんな姿を見た事がなかったのだと、改めて思います。

結婚したら、そこでめでたしめでたしとは、いきませんでした。そこから始まる山あり谷ありもあります。

それでも、こんな安らかな姿で、クネオ君はくつろいでいる。それを眺める千代子自身、やはり、今、くつろいでいる。

生きてるだけで丸儲け。

これは、クネオ君に向けて、そして千代子自身に対しても言いたい言葉です。

ささやかな夢

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現在、千代子は、仕事のない日は整形外科でリハビリを行っています。

クネオ君も、体調の悪い時もあります。

それでも、時々話すのです。

六本木には、今でもディスコがあり、水曜日とか木曜日とかは、70年代、80年代の曲を中心に流し、その頃の曲に懐かしさを感じる、私たちと同じ年恰好の人が行くらしい。私たちも、行こうよ、と。

それが、現実となるかどうかは、わかりません。それでも、千代子は、この曲を聴くとキラキラしたミラーボールの一瞬の輝きを思い出します。そして、夜はせっせと、リハビリの時に理学療法士の先生に教わった、ストレッチを行うのです。

他の人からしたら、ささやかな夢かもしれません。

それでも、クネオ君と共通の夢を持ち、実現に向けて小さな努力を積み上げてゆける生活を、千代子は気に入っています。

 

進化するリズム感

介護施設で調理補助のアルバイトをしていた時の事を思い出しました。

あの仕事に従事された方ならご存じかと思いますが、規律と責任感を要求される、なかなか大変な仕事です。

例えば、12時に食事を載せたカートが、居室の前に到着するとなっていたら、必ず

12時なのです。

食事のカート到着、その後は、配膳、食事の提供、そして食事の後、例えば1時間後には、お薬を服用される時間となっています。

後の工程があるので、カートの到着は時間厳守。調理を始める時は、全て時間を逆算して、何の調理から誰が行うか。ルール、チームワークの世界なのです。

それでも、中には面白かった思い出もありました。

居室の前にカートを置くと、中から機嫌のよくない利用者の女性の声が聞こえました。

介護士さんが、「さあ、お歌を歌いましょうか」と声をかけると、女性は、炭坑節を歌いました。

その時、介護士さんは手拍子をします。

その手拍子が、2拍目と4拍目に手を打つ、アウトビートなのです。後打ちのリズムの取り方です。

曲が炭坑節でも、手拍子は自然とアウトビート。ずっと洋楽を聴いて育ち、前打ちで、1拍目と3拍目で手を打ち、その間で、両手を擦り合わせるおじさんを見た事もなく、育った介護士さんでしょうか。

そういえば、昔、会社員だった頃、「パフィーがデビューした時、小学生だった」という若い女性の話を聞いて、クラクラしそうになりました。

逆に、私の若い頃の写真をスマホに入れたのを、若い子に見せたら、「全然ちがーう!」と、若い子をクラクラさせた事もありました。

やはり、違う世代の人と混じって働くと、刺激を受ける事もあります。

健康を保って、長く働けたらと思います。

 

今日の懐メロ

今日の懐メロは、ヘンデルの陽気な鍛冶屋です。

何故、これがと思う方もいらっしゃるかもしれません。

私が小学生の時、給食の時間、この曲が流れている事が多かったのです。

この曲を聴くと、脳裏に浮かぶのは、ケチャップで味付けをしたクジラのカツ、あるいは揚げパンだったりするのです。

何か、当時の郷愁をそそる曲です。

その小学校も、六年の三月期に転校しました。新たな小学校ですぐに迎えた卒業式は、特に思い出もありませんでした。

三月は、卒業の季節ですね。卒業する事に淋しさを感じる様な、温かな気持ちで日々を過ごせたらと思います。

基本、飲み物は紅茶です

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おはようございます。

この記事をアップしたら、私は出勤します。

会社には、このレディーグレイの常温を、いつも持参しています。

これは、前日の夜、ティーポットにレディーグレイのティーバックを入れます。

そこに熱湯を約400CC注ぎます。約三分したらティーバックを取り出します。

そのまま、翌日まで放置。翌朝、常温になった紅茶を空のペットボトルに注ぎます。

好きな紅茶と目薬を持参して、乾いた心身に水分を補給しながら働きます。

行ってきます。